視聴した日
2024年4月5日㈮の午後、
何度でも見たい映画のひとつ。
何十回目かわからないが、久々に視聴。
私はスプラッタ系はもちろん、グロい映画は嫌いなはずなんだが、
エイリアン2は定期的に見たくなる。
エイリアン2は、ただの恐怖パニック映画ではないのだ。
視聴におすすめのタイミング
・強くなりたいときに
・戦いの前に
・パワーが欲しいとき
・元気になりたいとき
・男に負けたくない時に
見たくなる理由① リプリー
この映画の魅力はリプリー。
単なる女性の強さ、と表現するのはもったいない。
守りたい存在のために強くなるリプリー。
ピンチの時に的確な行動を本能的にとれるリプリー。
窮地に追い込まれるほどに強さを増していくリプリー。
こういう人が上司ならいいよね。
まるで真の自分に覚醒していくプロセスを見ているかのよう。
見たくなる理由② 脇役の演技力
わき役のすばらしさ。
金に魂を売った悪役の演技
ウェイランド・ユタニ社社員で、
救助されたリプリーの目付役のカーター・J・バーク。
人当たりがよく、口がうまく、優しそうなのに、目だけ気味が悪い。
金のためには手段を択ばない、魂を悪魔に売っちまった人間の目をしていた。
人間の負の部分を体現する存在。
こんな演技できるって本物だなと感心したし、
悪役なのに魅せられたわ。
海兵隊の皆さん
アメリカの海兵隊ってアツいな!かっこいいな!と思う。
みんな口汚いけど、仲間思いで、強い。
アメリカの海兵隊って軍隊の中で最もきつい、と聞いたことがある。
その屈強な軍人たちが未知の生物の遭遇で
正気を失って、思わず素をさらけ出して恐怖におののく様はリアル。
本当の恐怖に遭遇した時、人は誰でもそうなるんだろうな、と。
海兵隊の皆さんの演技が、エイリアンの怖さを引き立たせている。
隊を鼓舞するアポーン軍曹、
男性顔負けの強さと勇気を持つ女性軍人ヴァスケス、
隊員の足を引っ張るばかりの頼れない上司だったけど、最期で男気を見せた中尉。
悪役もひっくるめて、個性が丁寧に描かれていた。
この時代の映画って、人間が丁寧に描かれている。
また観るだろうな~。
いい映画は、いつ見てもいい。
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